季節が変わっても、なにかいつも同じ服ばかり着ているような気がする。そんなお悩みがある方は、必見です。
手持ちのお洋服でコーディネートを増やすことができればいいですよね。
着方を少し変えてみるだけの、ちょっとのコツで、コーデが新鮮になりますよ。
着回ししやすいアイテムのバランス
洋服は、役割でおおまかに分類すると、「アウター」「トップス」「ボトム」の3つに分けられます。人によって多少バランスが変わりますが、この3つを「1:1:1の割合」でお持ちになっています。
これは、複数のトータルコーディネートを提案しているアパレルブランドでのデータですが、ほとんどのブランドの売れ枚数の比率も、1:1:1なのです。
さて、「10枚の服で、フランス人は暮らしている」といったタイトルの本が売れています。
服はたくさんあるけれど、使う機会のない服もありますよね。
お気に入りの10枚で着まわしていけるなら、ステキだと思います。しかし、この10枚の内訳が「9枚がトップスで1枚がボトム」だとしたら、着こなしのバリエーションを増やすのは難しいです。
「アウター3:トップス4:ボトム3」が適切な持ち方の目安になると思います。
また、お持ちのアイテムが柄ものばかりですと組み合わせが難しくなるので
無地と柄のバランスは、無地のアイテムが多い方が、着回しがしやすいですね。
【手持ちの服を生き返らせる、3つの着こなしのコツ】
さて、今、ある服を生き返らせることができるには、コツがあります。
すぐにできることを3つ挙げてみます。
(1)トップスとボトムのバランスを変える
ウエストの位置を変化させてみるのです。
いつウエスト周囲を隠すようにもトップスの裾を出して着ることの多い方は、今、流行の着こなしですが、トップスの裾をボトムに入れてみることをお勧めします。
頭のてっぺんからつま先までの、全身のバランスが変わります。見た目に新鮮です。
(2)羽織アイテムのボタンを留めてみる
カーディガンはとてもな優秀アイテムです。
みなさんはカーディガンをお持ちでしょうか。普通は、羽織るアイテムとしてカットソーやブラウスの上に着用します。
着脱が楽なので室内でもあるちょっとした気温差に対応できるのがいいですね。
いつも前を開けてきているのであれば、前身ごろのボタンを閉じて着てみてください。セーターとして扱うことができます。
丈が長めであれば、ウエストに飾りでベルトを回してみると、ワンピース風に見えて、違う服のような感じがしますよ。
前がボタンで留められているシャツタイプのワンピースも、ボタンを外して、薄手のコートとして羽織ってみるのもおすすめです。
(3)パンツの丈を、ちょっと折り返してみる
ロング丈のパンツは、裾を2回くらいロールアップしてみると、クロプト丈になって、軽快な印象になります。春先には特におすすめです。
いかがでしたか。
気になってコツを試してみてくださいね。