前回の「脱おばさん!小物でチュニック x スキニーコーデを格上げするコツ-その1」では、小物でおしゃれに見せる基本ルールをお伝えしました。
2回目の今回は、具体的にアイテムの選び方と合わせ方をご紹介します。
帽子・メガネ・スカーフ類
帽子、メガネ、スカーフなどの顔回りアイテムは、年齢と共に失われがちなハリやツヤ感を補ってくれる強い味方です。
上に視線が集まるので、重心が下がって見えがちなチュニックコーデもバランスが良くなります。
帽子
背が高くスリムな人は、幅広の「女優帽」も素敵ですが、小柄な人はベレー帽・ニットキャップ・つばの小さいボウラーハット・キャスケットなど、小ぶりの帽子の方がバランスが良くなります。
夏はストローハットもおすすめですね。
帽子は顔の形や雰囲気で合うスタイルが変わるので、お店でたくさん被って納得できるものを選びましょう。
メガネ・サングラス
今はずいぶんとリーズナブルなメガネフレームが出回っています。
少し個性的な色のフレームでも、色の面積が小さいですし、意外とすぐに見慣れて馴染むものです。
赤やパープルなど、少し変わった色のフレームを使いこなせたら、おしゃれ度が各段にアップします。
サングラスは抵抗がある人もいるかもしれません。ベージュやクリーム色など、レンズより淡い色のフレームのサングラスを見つけたら、ぜひ試してみてください。
きつい印象になりすぎず、しかもファッショナブルな印象になります。
丸みのあるフレームか、シャープな形か。わずか1mmの違いでも印象が全く変わります。メガネも、店頭でたくさんかけてみましょう。
スカーフ
スカーフは冬の防寒だけでなく、夏の冷房対策にも役立ちますね。
色・柄・素材感をチュニックに合わせて選んだら、大事なのは「巻き方」です。
長いスカーフを首に1回くるりと巻いて両端を下に垂らす巻き方が15年ほど前に流行りました。
2020年の今、その巻き方はとても古く見えてしまうので、「ダメ、絶対!」と言わせてください(苦笑)。
長いスカーフはくるくる全体を巻きつけて、端部は少しだけ出す方が、重心が上がって好バランスです。
1本だけなら長めに垂らすのもアリです。また、小ぶりのスカーフをCA(スチュワーデス)のようにキュッと結ぶのも、今はおすすめです。
バッグ
バッグは顔立ちに似合う・似合わないを気にしなくても良いので、一番トレンドにチャレンジしやすい小物です。
実用的なリュックや斜め掛けバッグのかわりに、コーデのスパイスになるバッグを手に取ってみませんか?
一気におしゃれ感がアップするバッグは、今年ならこのようなタイプです。
フォルムが個性的なミニバッグ
ころんとしたフォルムやバケツ型、がま口風など、個性的な形のミニバッグを持つと、コーデがぐっと引き締まります。
カラフルなバッグでも、小さいと悪目立ちせず、良いアクセントになります。
女性のお出かけは、何かと荷物が多くなりがちです。ミニバッグだけで入らないなら、トートバッグと2つ持ちするという手もありますよ。
トートバッグ
トートバッグは頑張りすぎない「こなれ感」が出せるアイテムです。
適度にしっかりした素材で、持ち手がレザーだったりすると、こなれ感ときちんと感の両方があって素敵です。
肩にかけると重心が上がり、手に持つとラフな無造作感が演出できます。
透けバッグ
少し冒険度が高いですが、2年前から流行している透明のビニールバッグ。
今年のZaraでも、さらに進化したデザインが出ていました。夏のお出かけに取り入れたら、ウキウキした気分になれそうです!
透けバッグを持つなら、最初はベーシックで「地味かな?」と思うくらいのチュニック x パンツに合わせた方が、バッグの個性が引き立ちます。
シューズ
最近はごついスニーカーを、フェミニンなコーデやきちんとした服装に「はずし」として合わせるのが流行っています。
けれども、スキニーパンツにごついスニーカーは、よほどスタイルが良くないとバランスが悪くなってしまいます。
コンパクトなシルエットで、キレイな色や、メタリックなシューズなどを投入すると、ハッとするほど鮮度の高いコーデになります。
まとめ:小物ひとつで、いつものコーデもぐっとおしゃれに
以上、代表的なアイテムのおしゃれな合わせ方をご紹介しました。
たかが小物、されど小物。小さくても効果は絶大です。
全部の小物で頑張りすぎては、抜け感がなくなってしまうので、まずはひとつからで良いと思います。お気に入りのチュニックをぐっと引き立てる小物を選んでみてください!