お正月は、いつもは離れて暮らす家族や親せきが集まることのできるときです。同じ場所にいて顔を合わせて賑やかに話しをしたり、遊んだりする中で、お互いに様子がわかる、そんな大切な時間です。

さて、家に家族が集うときに、どんな服装でもてなしましょうか?

家族なので、「なにも着飾らなくても」と思うかもしれませんが、お正月、新年をお祝いするときです。また、久しぶりに会う家族もいます。なるべく華やかに見えて、なおかつ、おもてなしをしやすい、動きやすい服がふさわしいのではないかと思います。

 

部屋の中ですから、厚手のアウターは必要ありません。

上品なカーディガンを新調するのはいかがでしょうか。カーディガンの良いところは、前身頃の前立てが開くので、脱ぎ着がしやすいことです。暑ければ脱ぐ、寒ければ羽織ることが簡単にできるので温度調節がしやすい優秀なアイテムです。

また、インナーとのコーディネートが組めるので、インナーとカーディガンの色を同色に合わせたり、配色を楽しんだりすることでおしゃれの幅が広がります。同じ素材で編まれたセーターとカーディガンのニットアンサンブルも出ていますので、セットで持っておくとコーディネートに迷うことがありませんね。

カーディガンは前ボタンを閉めて着ると一枚でセーターのようにも使うことができますし、ボタンをはずしてインナーを見せる着方もできますので、使い方によって着こなしのバリエーションが豊富なアイテムです。

 

さらに良い点を挙げますと、ニットですから、動きに合わせて編地が動くので、腕を上げたり肘を曲げたりする動作を邪魔しません。おもてなしをするとなると、肩や肘や腰はよく動いています。エレガントな装いでありながら、働きやすいという機能性にも優れています。

 

華やかさを出す、というとどんなものを選べばいいか迷いますよね。ひとつは色です。新年にふさわしい明るい色、鮮やかな色のものが良いでしょう。梅春を意識した白、赤などはおすすめしたい色です。

品があり、華やかさがあり、新年のお祝いにふさわしい明るい色のカーディガンは、家族の集いへのもてなしの気持ちを表す最適な装いではないかな、と思います。

 

 

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