生活をしていると、年齢とともにライフスタイルや人間関係など、いろいろなものが移り変わっていくもの。
似合う服装やコーディネートなども年齢とともに変わっていくのはご存知でしょうか?

40代以降は大体何を着ても一緒、と考えている方もいらっしゃるようですが「いつまでも素敵な人」と思ってもらえるような女性でいるためには自分の年齢に合わせた適切な洋服選びが大切です。
今回は60代からの女性のコーディネートについて意識すべき点を3つご紹介いたします。

1. 60代からのコーディネートはエレガントさを意識

60代からのコーディネートで最も意識すべき点は「エレガントさ」をベースに置いてコーディネートするという点です。
若々しさを無理に演出しようとするよりは大人の余裕やきっちり感をテーマに服装を選んでいくと60代の女性としての魅力を引き出せる、全体としてまとまりのあるコーディネートになります。
これらの魅力を演出するためには自分に合わせた服選びが必要です。

例えば服の大きさなどで言うと、自分にピッタリのサイズを選ぶこと。
これがオーバーサイズだったり小さすぎたりすると身の丈に合っていない感を与えてしまい、見ている側は無理をしている印象を受けてしまいます。
エレガントさを演出するためには無理をせず、自分に合わせた服を選んでいくということを意識していきましょう。

2. 全身をシンプルにまとめ、落ち着いた色合いを重視

エレガントさというと華やかな色を想像しがちですが、実は落ち着いた色を基調とした服装選びをしたほうがエレガントさを演出しやすく、着回しも楽です。
鮮やかな赤や青など、華やかな色合いの服はそれ単体での個性が強く、他の衣装と合わせづらい部分があり、コーディネート全体のイメージもその色合いに引っ張られやすい傾向がありますので注意しましょう。

具体的にはキャメルやグレー、落ち着いたブルーや白などを選択すると全体がシンプルにまとまり、綺麗な印象を与える形に仕上がります。

また、服のシルエットも無駄にボディラインを出したりするようなものは避け、清潔な印象を与える少しフォーマル寄りの服を選ぶよう意識すると他の服とも合わせやすく、
「この服は失敗だった!」という経験を減らすことができます。

3. 小物で華やかさを演出

全体をシンプルでまとめつつも、どこかにワンポイントを効かせることで更にエレガントさがアップします。

たとえばスカーフ、ストール、細めのネックレス、シンプルなイヤリングなどのアクセサリーは顔周りを華やかに仕立て上げ、エレガントな印象を更にアップさせてくれます。

また顔周り以外にも、足の甲の部分にワンポイントのあるパンプスなどシンプルな中にも少し個性を出したものを選んでいくと良いでしょう。

ただしここで注意すべきは「小物で全身を固めすぎないこと」です。
小物はチラッと1箇所に効かせることで映えるものですので、全身をゴテゴテに装飾品で固めたりするとひとつひとつの小物の印象がぶつかり合い、逆にちぐはぐな印象を与えてしまうことになります。
小物はあくまで1箇所だけということを覚えておきましょう。

等身大のあなたを上品に演出することでワンランク上のコーディネートに

いかがでしたでしょうか?普段おしゃれに敏感な人でなくても、3つのポイントを意識しながら服選びをしていくことによって素敵な人だと思ってもらえるようなコーディネートが完成します。

60代の服装で大切なのは無理をしないということ。無理に若さを演出するというのもコーディネート失敗の原因になりますが、
「60代だから年寄りっぽくしなきゃいけない」という思い込みが失敗の原因となることも実は多いのです。

60代には60代にしか出せない魅力があります。それをうまく演出しつつお洒落を楽しむ方法はたくさんあります。

先ほどの3つのポイントを意識しつつ、自分の服選びに取り入れてみてくださいね。

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